もういいんでないか

諦めたり進んだり振り向いたりする雑記

横山さんへ感謝と大波のジャズ

去年の話だが、とある列車に高校の企画が通り、列車内でジャズ演奏会が開かれたらしい。
ある場所からある場所へ、想像では30分そこらの距離だろうか。80人弱の人間が応募し、高校生らのジャズを聴きながら電車に乗ったのであった。
なんとも心穏やかになるニュースではあったが、先日はじめてその当時の様子というものを写真で拝見し、楽器をもつ学生らと乗客の近さに言葉にできない、アハ体験…、心の中で大波がザザン!
吊り革の下、狭い通路に並べられた椅子に座りフルートにサックスに、と楽器を持った学生らが並ぶ。それをカメラ片手に聴き入ってる様子の乗客。
写真を見ながらいいなあいいなあとしか言えなかったが、それは正しく「いいなあ」という、素敵な感動のバーゲンセールであり、豊かになる、そんな過程を覗いた気分だった。
私もジャズ列車、乗ってみたーい。(大意)


エイトゴトでは、横山裕報道特番初司会ということで。最近の目覚ましい活躍に「開花」という言葉を使うのは恐れ多いのだが、渋谷さんが望んだ遅咲きのかっこよさが、怒涛のように道を切り拓いて行っている。そんな印象を受けた。
横山さんで一番、というと大袈裟だ。けれども、記憶鮮やかに残っている言葉がある。
「頑張ってる人は頑張ってる」
どんなレッテルを貼られていようと、どんな職種に就いていようと。という、横山さんの寛大さと繊細さが溢れ出ている言葉だなと、その当時はまだその深さを痛感することはなかったのだが、何故か覚えていて。
今日それをふと思い出し、頑張ってる人は頑張っているんだと、改めて心に沁みた。今後も偏見に戦うべきだと背筋を正した。
このような、嬉しいお知らせがあると、わたしも頑張ろうといつも思う。そして、良いことがありそうだと、思う。
夢を売る仕事とはよく言ったもので、とはいえ己は隅っこだがマスメディアの人間で、人に少なくとも情報などなどを売ってるんだよなと…身が引き締まり…(最近は自己嫌悪に忙殺されるかと思っていたので、すこし穏やかさを取り戻す思いでもあった)。
つまるところ、横山さん、ありがとう、ありがとう!という気持ちになった。
それを明確に記しておきたく、今日はブログを書いた。深夜一時、どうりで、ねむむ!