映画 クローバー感想 愛すべき少女漫画映画
クローバー、観に行きました。
静岡は沼津にて鑑賞。
前回のエイトレンジャーのように席がなく一本逃すということはなく、友達と席が離れて見るということもなく!
シネマスタッフさんにオススメの席どこですかーー!と泣きついて、良い席を貰えるほど、恵まれました。
シネマ音痴のわたしにはとてもとても優しく温かいスタッフさんだったので、こちらで改めてお礼を。
クローバーの感想ですので、まだ観ていない方、観たけど人の感想読むのが苦手な方はお控えください
基本的にはストーリーの内容は避けたいと、思います。
はじまり。
これでもかとばかりに、映像と音のお遊びがされています。慣れてないので、テンポのよさにすこし戸惑います。
でも、乗ってしまえば軽快で心地いいくらいでした。
この映画の「すげえめんどくさい、ヒロインさやの女子特有の重さ」が鬱陶しくない、むしろどこか愛情をもって観てしまうところは
序盤からバシバシくるお遊びだったのかなと思います。
正直アイドル映画というか、ばりばりの女子受け狙いかなあと、懸念していたのですが
そういうヒロインさやの「愛らしさ」は男性だってたのしめる恋愛映画となっているんじゃないかなあ、と。だってさやちゃん、とてもかわいいの!
でも、もしかしたら恋愛玄人からしたら、
さやの面倒臭さは初恋を思い出す程の甘酸っぱさですから、鬱陶しく見えることも…あるかも。
それは人それぞれだということで
でも、個人的にわたしはさやがすき。
柘植さんのかっこよさを十分に引き立ててくれる、女子が女子の味方として観てしまうような、そんな女性でした。
柘植さんは柘植さんで
おそらくさやの友人無しでは、本当に無口で、わからなくて、いまいち掴めない人だと思います。
でも、散々な柘植さんも愛らしいなと思えるのは映画の中にたくさん散りばめられていて、
どんどんどんどん
ジェネレーションギャップというか、恋愛素人とのギャップというか、
そういう
さやとの関係に苦悩しているところが手に取るようにわかって。
「男性が年下のオンナノコに手を焼いて、でも必死に必死さを隠しながらがんばってる」姿が、
とっても、愛らしいのでした。ときめき。
そんな、思わず愛情をもって観てしまうふたりの物語は
清々しいほどにハッピーエンド。
起伏はあれども、いやこの二人なら大丈夫、という妙な友人目線のような思考で、安心して最後まで観れます。
柘植さん!がんばって!とか
さや!がんばって!とか
応援する隙もないのです。ふたりがふたりなりに前進していく姿が誇らしくもあり、とても爽快。
さやも柘植さんもグズグズしているように見えて、性格が一本気というか。
一途なのに遠回りなふたりが、本当に、可愛らしいのでした。
ちょこちょこと入るキラキラBGMも、夢のようでとても好みでした。ディズニー映画のプリンセスのように、ときめきが散りばめられて
もしかしたら、大倉君が出演した作品の中で一番、わたしはお気に入りかもしれません。
キャッチーな個性豊かなキャラクター、清潔感溢れるセット、つっこみどころももちろんもちろんあれども、あ〜少女漫画が映像になったキラキラだ!と思えれる、心の負担がない映画。
見終わったあとは、思わず余韻にひたってボウッとしてしまう、そんな和やかでハッピーな映画だったのです。
最後のエンドロール。
柘植さんというよりかは、武井咲ちゃんと大倉君、のような一面がちらほらあってたのしいです。このふたり、もしかしたらまた別の作品で再共演あるのでは?と思う程、お似合いでした。
観ていて飽きない並びかもしれません。身長差といい、まとう雰囲気といい、二人ともマイペースのほほん主義みたいで(笑)
エンドロールはまさしくそんなふたりのオフショットをチラ見するような、これまた愛らしさたっぷりの出来。
バックで流れる、
関ジャニ∞ / CloveR はとてもよかったです。キャッチャーでポップで単純なサビ、繰り返しのフレーズが耳に残る、そして歌いやすい、映画クローバーにピッタリの歌でした。
映画観てより一層、好きになれましたね。
いま、年末に向けてバタバタする方は多いかとおもいます。
これから年末の休みまで、休みなく働く方もちらほら、まわりで見かけました。
学生さんも文化祭などの行事ごとで、忙しいのでは?(または忙しかった?)
そんな、忙しい人に、隙間埋めるような時間に観て欲しい、ハッピーハッピームービー。
あ〜、つげしゃん♡とさやが末長くお幸せに、社内恋愛続けてますように。心の何処かでまだまだ生きていく、本当に愛らしさ抜群のふたり。
大倉君、撮影お疲れ様でした。
とっても、よかったです。